セクハラ招く女性乗務員の制服変更を要求(キャセイ労組)

セクハラ招く女性乗務員の制服変更を要求(キャセイ労組)

香港(Hong Kong)を拠点とするキャセイパシフィック航空(Cathay Pacific Airways)の客室乗務員が所属する労働組合は5日、露出度の高い制服がセクハラ(性的嫌がらせ)を招きかねないとして、会社側に女性乗務員の制服のデザイン変更を求めたことを明らかにした。

 

同労組は、丈が短過ぎるブラウスと体に密着したスカートで勤務中に不快な思いをしているとの不満の声が女性乗務員の間から上がっていると説明する。労組のジュリアン・ヤオ(Julian Yau)副代表は「乗務員は制服の丈が短過ぎることを気にしている」と述べ、セクハラの原因になりかねないと話した。

 

ヤオ副代表によると、制服のブラウスは丈が短いため、かがむとお腹が見えてしまうなど、2011年に採用されて以降、乗務員から多くの苦情が寄せられていたという。同副代表は「制服は会社を象徴するものだが、同時に、乗務員が満足し、自信を持てるデザインであるべきだ」と話した。

 

香港の機会均等委員会(Equal Opportunities Commission)が2月に行った客室乗務員392人を対象にした調査によると、過去1年間に機内でセクハラを受けたと答えたのは27%。このうち86%が女性だった。セクハラの内容は、なでる、触る、キスする、つねるの他、いやらしく凝視する、下品なジョークを言う、性的な行為を求めるなどだったという。